第76回「異文化交流から感じる大切なもの」
札幌事業所の高橋です☆
前回は初めてベトナムに行ったというお話をしましたが、最近はその延長で海外事業も本格的にスタートを切り、最近では色んな国の外国人の方とも徐々に接する機会が増えてきましたので、外国人との素敵な出会いについて話します☆
ここ数年前までは、外国の方と接するような機会が全く無かった自分の人生で、
気付けば台湾、ベトナム、ネパール、そして今一緒に働いている韓国人のキムさんなど、
本当にグローバルで素敵な環境が自分の身近に入ってきたと感じます☆
そんな交流を通じてふと思うのは、
古き良き時代に生きた日本人が大切にしてきた感覚や思い、
自国の国民性などを今一度改めて見つめ直す事ができる、
そんな機会を得ている事に私は凄く嬉しく思っています。
特に彼らとの交流の中で感じるのは、彼らが持つ健気な「おもてなしの心」や
「家族や地域への献身」です。日本の古き良き時代には、おもてなしや家族の絆が
何より大事な価値観として根付いていた筈でしたが、現代社会の今では、日本は残念ながら
そのような感覚が少し薄れつつあるような気がしています。
しかし、それら外国の友人たちは、そのような価値観をブレずに大切に守り続け、
私たち日本人に再びその大切さを教えてくれる存在なんだと思っています。
札幌事業所では、まだ入社して間もない同僚である韓国人のキムさんが、
仕事への熱意や努力、そのポジティブな姿勢で、日々私たちを魅了しています☆
遠く母国を離れてこの日本という国に来てくれて、言葉や文化の違いがあるにも関わらず
、常に笑顔で楽しみながら仕事に取り組む柔軟性や対応力は、私達にとって今では
大きな励みとなっており、身近で一緒に働ける事を全員が誇りに思っています。
本当にありがとうと言いたい。
そんな姿勢や伝統的な文化を身近な人から感じられる事は、それは結果として
私達の視野を広げてくれることになっています。価値観や思い、異文化の理解や大切さを
知り、自分自身の価値観が徐々に変わっていく様を実感している、
今はそんな素敵な毎日です。(^-^)
そんな風に思いながら仕事をしていると、先日とあるネパール人夫婦と知り合い、
お友達になる事ができました☆
前回行ったベトナムへの興味も尽きない中で、同じ東南アジアの国の方達でしたので、
その共通点や異なる文化などを話しているうちに凄く引き込まれてしまい、
話題が尽きないほど色んなことを話しました。
そして有難いことに、先日その夫婦の自宅に招かれ、伝統的なネパール料理をたくさん
振る舞ってくれました☆
日本の餃子に近い伝統料理のモモ、小麦粉を揚げて作られたパーパル?という
薄いナンのようなチップス料理、ネパールの天ぷら、スパイシーウィングス
(手羽先)、ネパールのお茶(ミルクティー)、その見る物食べる物がとても新鮮で、
しかも日本人の私の口にも合う、もの凄く美味しい料理だったんです☆
本当は「おもてなし」をする側なのは私の方なのに、先に「おもてなし」をされてしまいました(笑)けれど、そんな彼らの何気ない「おもてなし」が、自分にとってはとても温かくて、
その瞬間の美しさや神秘性に心を奪われ、深い感動を与えてくれました。
なんて言うか…世界はちゃんと繋がっていて、国や文化、言葉が全然違っても、
そこにある人の優しさは変わらないなぁ…と、しみじみと思いました☆
そういう何とも言えない満足感や価値観の形成は、自分の人生の価値一つ一つを彩り、
意味づけてくれるんだな~と、そんな気がしました。
この人達と話していると、本当の幸せとは一時的な快楽や物質的な豊かさだけではなく、
もっと内面的な充実感や精神的な豊かさを求める事が重要なんだと、改めて気付かされます。
そんなこともあってか、最近は自分自身との調和や、他者との繋がりをより大切にして、
心からの満足感や喜びを感じることが、自分にとっての幸せへの近道なんだろうと……
そんな事を思ったりしてしまうロマンチストなおじさんです(・∀・)/(笑)
でも、異文化交流は私にとって人生を豊かにする貴重な経験なのは間違いないです。
台湾、ベトナム、ネパール、そして韓国の人の素晴らしさに触れることで、世界が広がり、
この歳になって新たな価値観や考え方を得ることが出来ました。
これからもそういった繋がりを大事にして、自己成長と共に、
色んな人々との素敵な出会いを楽しみたいと思っています。
………………えっ?💦
書いてから凄く真面目な事を言っている自分に、
かなり強めにドン引きしながらですが終わります(笑)
次は外国人ではないですが、帯広人の伝統的な優しさをもつ上野さんですw(^^)/