Loading...
- 更新日 : 2023.09.29スタッフブログ

第54回「幻のフルーツ」

皆様こんにちは。

本社管理課の小山と申します。

帯広事業所中野係長からのリレーで今回のブログを務めさせていただきます。

前回の中野係長のブログを読んでみると「仕事はスペシャル級・夜は○○級の小山」と、藪からスティックに無茶な大喜利を要求されているではないですか。。

寝耳にウォーターの私は次回のブログはどんな入り方をすればいいのか、ここで失敗したら皆に合わせるフェイスがない、と毎日心配で心配で布団でしか眠れない日々を過ごしておりました。

この一週間頑張って考えましたが特に○○級に当てはまる言葉はなく、苦悩の結果小学2年生の時にとった「そろばん8級」を入れるといった愚答を返すので精いっぱい。

おのれ中野…

ということで今回は仕事はスペシャル級(疑義有)、夜はそろばん8級とつまらない私が以前から気になっていた「幻のフルーツ」について書いていきたいと思います。

 

世の中で「まぁぼろしぃ~」って紹介されているものって結構ネット販売で買えたりするのですが今回はネット上でもなかなか販売しておらず、たまたまタイミングよく手に入ったお品なのです。

その幻のフルーツとは「ポポー」もしくは「ポポ」などと呼ばれる果物です。

なんでもポポーとは北米原産の果実で明治時代にはすでに日本に持ち込まれていたが果実の日持ちの悪さが原因で流通せず、大規模な商業栽培はされなかった、とのことでした。

なるほど、かなり昔からあるのに食べたことがないのはそういうことだったのですな。

たしかにネット上で苗木は結構販売されているのですが、果実はなかなか販売しておらず、今回は極少数を販売している徳島県のショップからたまたま購入することが出来たのはラッキーとしかいいようがありません。

ポポーについてもう少し深く調べましたが私の娘が幼少の頃かわいがっていた人形「ぽぽちゃん」とは全く関係ありませんでした。また「メルちゃん」とも関係がないことは言うまでもありません。

冗談はさておき、ご存じの方、食べたことがある方もいらっしゃるかもしれませんが私数年前から気になってたんですよ。

さて、ショップの発送連絡からワクワクしながら待つこと5日後の朝9時過ぎに玄関のチャイムがなりました。

幸いにも休日、ワクワクしながらすぐに開封の儀を行います。

箱を開けると個別に包装されたポポーと思わしきものが3つ入っていました。

とても柔らかい、と聞いていたので慎重に包みを開けます。

「ポポーや!」

包みを開けると何にとも例えられないトロピカルな香りが漂っています。

すでにシュガースポットも出ており食べ頃なのがわかります。

さてせっかくなので早速実食と参りましょう。

 

 

 

 

 

 

切ってみるとマンゴーとバナナとその他何かを何種類か足したような複雑で芳醇な香りがします。

中には柿の種に似た大きな種がたくさんあり、ていうか種だらけでしょこれ。

 

 

 

 

 

 

スプーンですくうと熟しすぎたアボガドのような、いやむしろカスタードクリームレベルの柔らかさです。

では食べてみましょう。

 

 

 

 

 

 

口に含むとものすごいクリーミーマミで南国フルーツのような独特の複雑な香りが広がります。

味も複雑でマンゴーのようなパインのようなリンゴのような柿のような初めて経験する味わいです。

後味で一番近いのはマンゴーでしょうか。

香りと共に甘味、酸味、ヒロミのバランスがよく、これは定期的に食べたいなーと思うほどでした。

今年は9月中旬から下旬にかけて少数しか出荷されていなかったのでほんとうにタイミングが合わないと食べれないところに「幻のフルーツ」感がありますね。

 

せっかくなので会社にも1つ持って行って皆で食べてみました。

様々な意見があり「柿みたい」「むしろ好き」「売ってても買わないかな」「もう一個食べたい」など議論は白熱し朝まで生討論になるかと思いきや2分ほどで終わりました。

みんなあっさりしてんな。

 

と、今回は北海道ではなかなか食べれない「幻のフルーツ ポポー」について書いてみました。

また何か興味がわいたものがあれば取り上げようと思います。

 

さて次回は皆さまお待ちかね、甘酸っぱ~いトークの神様「ストロベリー佐藤所長」です!