第11回「ブログは新人!さとうの巻」
こんにちは、札幌事業所の新人 さとうしゅんじと申します。
新人ですが最近物忘れがはげしく、何を忘れているのかさえたまに忘れてしまうこともしばしば。
困ったものです(-.-;)y-~~
先月の大雪で皆さん通勤には大変ご苦労されていましたね。スタッフの皆さんからの電話やメールなどの対応で派遣先へ連絡をしつつ、自分自身も2〜3時間かかりながら通勤する日々でした。
ですがもう3月です!
春はもうすぐそこまで来ています。
「春」といえば卒業のシーズンです。
幼稚園、小学校、中学校、高校、最後は自動車学校といくつもの学校を卒業を経験してきました。
中でもドラマチックなのは高校の卒業式ではないでしょうか。
当時の男子は詰め襟の学生服がほとんどで、概ね女子はセーラー服でした。
女子は想いをよせている男子から「卒業式に上から2番目のボタン」をもらう。
こんな甘酸っぱい風習がありました。
当時、なぜ2番目?1番じゃだめなの?
などと疑問に思っていたのです。後で知った事ですが、この風習が始まった頃はこんな悲しいエピソードがあったのです。
ときは第2次世界大戦末期の頃、日本は戦争中でした。片道しか飛べず半分は木製で出来ている戦闘機で、敵艦に体当たりする特別攻撃隊「特攻隊」。
そのパイロットに志願する青年達が「飛行予科練習生」です。
ある青年が高校を卒業後、予科練を志願していました。前から彼に想いをよせていたひとりの女子が、「出撃したらもう二度と彼に会うことはできない」
そこで、勇気を出して学生服のボタンをもらう事にしました。
「上から2番目のボタンを下さい。心臓に一番近いボタンだから。」
彼が出兵した後、そのボタンを彼女は大切に持っていたという事です。
これが私が大人になってから知った第2ボタンの意味です。
またいつか逢える別れ。
二度と会えない別れ。
いろいろな別れがありますが、その時に人はその人との思い出や身に付けていたものを大切にしたいと思うものなんですね。
妙に懐かしくなって私も昔の学生服を見てみました……。
あれボタン全部ある(苦笑)。