第104回「はじめてのゲテモノ」
こんにちは。
帯広事業所の加藤さんからご紹介にあずかりました、
社内でも美食家と名の知れている札幌事業所の石田です。
ところで美食家ってなんですか?
Google先生に聞いてみました。すると・・・
「ぜいたくでうまいものばかりを好んで食べる人。」
だそうです。
私は社内でそんな風に思われているんですね・・・
帯広事業所の加藤さん、教えてくれてありがとうございました。
さて、みなさん、人生で初めて、自分で稼いだお金で外食したお店を覚えていますか?私は覚えていません。
ただ、何を食べに行ったかはよく覚えています。
それは「ゲテモノ料理」です。
初めてのアルバイトでお給料を貰った時、私は「普通の人が食べないものを食べてみたい!」と思い、必死にゲテモノ料理店を探しました。そうして当時、愛知県にあった、とあるゲテモノ料理店に辿り着いたのです。
ということで、今回は私がこれまでに食べた美味しいゲテモノ料理ランキングです。
第10位「ワニの塩焼き」
鶏のささ身に近い食感ですが、少し弾力があり、風味はすごくあっさり。臭みは全くない。悪く言うとあんまり特徴的な味がしない。普通。
第9位「タガメの素揚げ」
カメムシの仲間。青りんごのような香りがメインですが、他の果物の風味も感じる。トロピカル。身はぷるぷる。羽根の味・食感は海老の殻を重ねた感じ。まあ美味い?
第8位「蟻の卵(サナギ付き)のサラダ」
卵はプチプチ、トローリ、イクラに少し似た食感。サナギはプチッとした食感がさらに強い。蟻酸の酸味を感じますが、それ以外に味はあまりしない。イクラの方が美味い。
第7位「バロット」
雛が孵化する直前のゆで卵です。中の汁は鶏ガラスープの味(当たり前)。普通のゆで卵より濃厚な味わいで、骨の食感がパリポリ。匂いはかなり強い。臭いけど美味い。
第6位「サンショウウオの串焼き(タレ)」
一匹丸々を串焼きに。骨ごと食べます。ほとんど骨の食感。身は繊細で上品な風味。甘辛いタレの味でお酒がすすみます。美味い。
第5位「バンブーワームの素揚げ」
ガの幼虫。竹を食べて育つのでバンブーワーム。やわらかな良い香り。ほんのり胡桃っぽい風味。塩をかけてフライドポテト感覚で。気が付いたら無くなっている。美味い。
第4位「いなごの佃煮」
バッタの一種。あらゆる食材は佃煮にすると佃煮の味になります。素揚げにしてから佃煮にすることでサクサクの食感に。羽根と足はパリパリ。佃煮の中で一番美味い。
第3位「マンボウの湯通し」
切り身はイカのように白い。鶏のささ身のような繊維質ですが、パサつきは全く無くみずみずしい。プリプリ食感。繊細で淡白な風味。しょうゆを一滴垂らして。美味い。
第2位「オオグソクムシの素揚げ」
海のダンゴムシです。海老のような、蟹のような風味ですが、さらに味わいは濃い。私感では最も近いのは伊勢海老。体の大きさの割に可食部が少ない(殻ばっかり)。美味い。
第1位「トッケイヤモリの塩焼き」
トカゲの一種。鮎などの川魚の白身のような食感ですが、少し鶏肉のような弾力がある。年に何回かトッケイヤモリを思い出して食べたいなーと思う。美味い。
たぶん第5位から上は誰が食べても美味しいです。是非。
次回は札幌事業所で最も10月に精通している斉藤さんです。